2008年12月08日

大学院でドロップアウトしないために

大学院でドロップアウトしないために

大学院、それは研究の世界であると同時に、実は政治の世界である。
このことを考えると、ただ、研究センスや情熱があるというわけではなく、ある程度、世渡りの才能がどうしても必要となってくる。

まず、実験系より理論系の方が良いのではないか、と自分的には思ってしまう。
例えばコンピュータ系などであれば、教授などより、自分で勉強を重ねてきた、若い頭脳を持った学生の方が新しい知識にあふれているのは明らかである。先生などに負けていないと情報系の学生などが言っていたのを何度か聞いた気がする。まぎれもない事実であろう。

対して、実験系、これは不利になると思う。
なぜなら、実験機材がなければ研究などできないからだ。実験機材は高価なので研究室で買わなければならないので、必然的に学生は教授、准教授の奴隷となってしまう。

そんな実験系でどうやって勝ち抜いていくのか?
これはなかなかに難しいのだが、必要なのは、若くて院生やポスドクの間はホームランを狙おうなどと考えず、アベレージヒッターに徹することである。

自分の同期だった人間などを見ても、早く出世したのはほぼ例外なく、ヒットをたくさん狙っていくタイプである。
バイオ系の分野だったのだが、早く出世して登っていったのは、生理学の分野ではなく生化学の分野を選んだ連中である。
生化学の方が出世が早いのは、生理学よりは生化学の方が、すばやくデータが出やすく論文をたくさん書ける。ただそれだけである。
概して生理学で一発を狙っていた連中で、研究室、大学内の政治にうとい連中はほぼ玉砕しているような気がする。

大学院を勝ち抜くのは、やはり政治と要領だなと思う。

力のある教授や先生にひたすらついていく。これは昔からの大学院で生き残っていくための常套手段であり、現在でも必須の手段のように思える。

大学院を勝ち抜くのは、知識や知性ではなく、そういった知恵の部分のほうが大きかったりするというのが俺の意見である。




posted by 原始人 at 07:34| Comment(0) | 大学院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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