2008年12月09日

大学院で勝ち抜くタイプ

大学院で勝ち抜くタイプ

自分の経験の中では、大学院で余り苦労せずともそこそこ勝ち抜いていくタイプの人間というのがいたように思う。

それを以下にいくつか述べてみたい。



・実験そのものが好き、もしくは実験器材そのものを愛しているタイプ。

こういったタイプは強い。何か大きな研究を自分でやってやる、という気持ちよりも、とにかく実験まわりのことを、色々やったり、実験器材を触っていることそのものを好んでいるのだ。それゆえに研究室にいるストレスをあまり感じないのだろうと思う。見た目も中身もいわゆる研究者タイプの人が多いように思う。また、大きな研究をするぞ、という意欲よりも、実験器材そのものや、実験そのものが好きなだけなので、上の先生などと意見が衝突する可能性も少なく、普通にやっていれば普通にそこそこの地位まで出世するような気がする。大当たりはないにしても、無難にやっていける可能性が高いと思う。


・研究室にいるといったアカデミックな雰囲気が好きなタイプ。


こういうタイプも研究に向いていると思う。なぜなら、研究室にいるのが好きなので、研究のストレスが既に一つ減っているからである。また、アカデミックな雰囲気も好きなので、研究にある程度向いたタイプだと思われる。大学の研究室にはこういう人が多数いる。
しかし、こういう人の場合、アカデミックが好きなだけに、他の世間では通用しないような人が多いために、研究データを出すのがもし下手であれば、非常なストレスを抱え込むこともあるように思う。なぜなら、こういう人は世間で普通に働くということを恐れているからである。そのためデータが出ず、研究室で認められなければ、ウツ病など精神的に悩みこむ可能性もありえると思う。


・研究データを確実に出せるタイプ

こういうタイプは研究をやる上でやはり最強だと思う。研究データを出せるということは、やはり、研究の分野でやっていく上でどこの研究室に行っても重宝されるので、転職なども余裕で可能だと思う。
だが、一つ言えると思うことは、研究データが出せるからといって、研究室の独特の雰囲気が好きだとは限らないし、上の先生とうまくやっていけるかどうかはわからない。そこらへんの、主に性格上の問題は、いくら優秀であったとしても必ずしも研究室で生き残るのには直結していないような気がする。研究データを出せて、優秀であれば、上の先生にぶつかることも増えてくるような気がする。忘れてはならないのは、研究室では人柄が優れているということは必ずしも、生き残りやすいということにはならない、ということである。例えば、一般社会では、協調性があったり、人当たりが良いということは優秀な人ということで評価されるかもしれないが、研究室では、協調性や、人当たりが良かったり、ということは逆にデメリットであったりすることも往々にしてあると思う。


・見るからに研究者であり、対人能力を人生に必要なものと考えていないタイプ

このタイプも強いと思う。対人能力がないというのは、要は営業などの仕事には不向きということをここでは示している。こういう人は何が強いかというと性格的に強いのだ。黙々と研究をしたり、自分の心を表に現さずにするので、孤独で退屈な研究にも耐えられる。
また、対人能力を重要と思っていないということは、ようするに愛想が悪く付き合いにくいということなのだ。この底意地の悪さが色々なところでプラスに作用したりする。
研究室というのはそういう部分のある所なのだ。


・研究室の政治に敏感なタイプ

これは、ブログの以前の記事でも述べたが、研究者としては重要である。
特に上に述べた、様々なタイプに当てはまらない人は、政治を意識して研究生活を乗り切っていかなければならないのではないかと思う。






なんとか、自分のあらゆる能力を生かして研究生活を勝ち抜いていってもらいたいものである。

そして、自分の経験から考えると営業もできるタイプというのは、一般的に研究に余り向いていないのではないかと思う。






   














posted by 原始人 at 20:14| Comment(0) | 大学院 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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